iPhoneにガラスフィルムを貼ったままだとバッテリー交換できない？検証のまとめ

iPhoneにガラスフィルムを貼ったままバッテリー交換

ガラスフィルムを貼ったままのiPhoneを、配送修理によってバッテリー交換できるか検証してみた。

ネット上では、Appleストアなどの店舗で持ち込み修理によってバッテリー交換を頼むと、ガラスフィルムを貼ったままでもバッテリー交換をしてくれるとの情報があった。

今回は、配送修理でiPhoneのバッテリー交換を頼んだ場合に、ガラスフィルムは剥がされてしまうのか、剥がされずにバッテリー交換してくれるのか検証してみた。

iPhoneをバッテリー交換する方法

iPhoneを配送修理でバッテリー交換する前に、主なやるべきことは以下の５つ（「iPhone、iPad、iPod touch を修理に出す準備をする - Apple サポート」）。

iOSをバックアップします。
「iMessage」をオフにします。
iPhoneを消去 (初期化) します。
アクティベーションロックが無効になっていることを確認します。
SIM カード、ケース、画面保護フィルムなどを、iPhoneから取り外します。

Appleのサポートページ書かれているように、保護フィルムはiPhoneから取り外すことになっているので、ガラスフィルムをつけたまま修理してくれる可能性は低いが、試すことにしてみた。

iPhoneのバックアップや初期化などを行わないといけないので、かなりの手間がかかる。また、今回バッテリー交換にかかった日にちは、配送と返送にかかった日にちを含めて８日間だった。

iPhoneのバッテリー交換手順

配送修理によってiPhoneのバッテリー交換をする場合は、まず、Web（Apple - サポート - 解決策）または電話（アップル　カスタマーサポート：0120-993-993）で配送修理を依頼する。電話で依頼すると集荷場所などを確認できるので、カスタマーサポートに電話して依頼するのがオススメ。

配送修理の手配が完了したら、iPhoneのバックアップを行った。iCloudを使ったiPhoneのバックアップ方法は、「パソコンを使わずiCloudでiPhoneにデータ移行 | LINEトーク履歴、連絡先、写真もまとめて移行 | 普段使いのArch Linux」にまとめてあるので、バックアップ方法が分からない場合は、このページを参考にしてほしい。

iPhoneのバックアップが完了したら、iPhoneを初期化する。

次に、iPhoneケースやSIMカードを取り外した。iPhoneのSIMカードは、iPhoneを購入した時に付いてくる箱の中に入っている専用のピンを使って取り外せる。

iPhoneからSIMカードを取り外せたら、iPhoneの電源を落としておく。指定した日時に、配送修理で依頼した宅配便の業者の方が受け取りに来てくれるので、ガラスフィルムはつけたまま梱包してもらいAppleの修理センターまで配送してもらう。

バッテリー交換を終えたiPhoneのガラスフィルムを確認

今回は、バッテリー交換されたiPhoneが、手元に戻ってくるまで８日間かかった。バッテリー交換から戻ってきたiPhoneは以下のような状態だった。

ガラスフィルムはきれいに剥がされ、iPhoneを購入した時のようにプラスチックのフィルムが巻かれて戻ってきた。やはり、Webページには、「iPhoneの保護フィルムは外すように」との注意書きがあるので、バッテリー交換時に保護フィルムは剥がされてしまった。

剥がされたガラスフィルムは、返却されたiPhoneには同封されていなかったため、修理時に破棄されてしまっていると思われる。バッテリー交換の方は、問題なく行ってくれていた。

検証のまとめ

今回、ガラスフィルムを貼ったまま、iPhoneを配送修理によってバッテリー交換してみた。その結果、iPhoneのガラスフィルムは剥がされて、剥がされたガラスフィルムは返却されることはなく、バッテリー交換されたiPhoneのみ返却された。

したがって、配送修理によってiPhoneのバッテリー交換をする際は、事前に各自でiPhoneからガラスフィルムを剥がして修理に出すようにしてほしい。

ガラスフィルムはiPhoneから一度剥がすと、きれいに貼り付けることは難しいため、再利用はできない。高いガラスフィルムを使っている人は気の毒だが、Appleのルールに従うしかない。

ちなみに、2018年12月31日まで、iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xの機種は、割引金額の3,200 円でバッテリー交換できる。残り期間が少ないが、該当するiPhoneを使っている人は、割引金額中にバッテリー交換することをオススメする。

参考：

[1]iPhone のバッテリーと電源 - Apple サポート公式サイト

普段使いのArch Linux

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2018年12月16日日曜日