GNOMEのtrackerを無効化する
GNOMEのtracker関連のツール(tracker-miner-fs, tracker-extract, tracker-store)が、バックグラウンドでCPUに過剰に負荷をかけ、PCの動作が重くなることがある。バックグラウンドのプロセスで原因がよく分からないまま、PCが重くなってしまうのでかなりイライラすると思う。trackerにより動作が重くなったPCの不具合を解消する方法は、以下のページにまとめてある。この方法では、tracker自体は無効にしなくて解決できる方法なので、trackerよって動作が重くなったPCを改善したい場合は、まず以下の方法を試してみてほしい。
2018年7月16日
GNOMEのtrackerによってCPU負荷が高くなりPCが重くなる時の対処法 | 普段使いのArch Linux
上のページの方法で、どうしても解決できない場合はこの記事の方法でtrackerを無効にしてみることをオススメする。間違っても、依存関係を無視してtrackerをアンインストールしてはいけない。
gsettingsからtrackerのクローリングを停止する
trackerの動作を停止させるには、gsettingsを使う。以下のコマンドをターミナルから実行することで、trackerのクローリングを停止できる。$ gsettings set org.freedesktop.Tracker.Miner.Files crawling-interval -2
コマンドを実行したら、一旦PCを再起動させtracker関連のツールによるCPUの負荷が改善されているか確認してほしい。再起動直後はtrackerが走ることがあるが、数分もすればtrackerは動作しなくなるはず。
ちなみに、dconf-editor上でのcrawling-intervalのパラメータの説明は、以下の通り。crawling-intervalを-2に設定することで、trackerのクローリングを無効化することができる。
- 1〜365:数値のインターバルで、クローリングを実施(単位は日数)
- 0:常にクローリングを実施
- -1:正常にシャットダウンしなかった場合に、クローリングを実施(デフォルト値)
- -2:クローリングを無効
参考:
[1]Gnome 3.26 - where can I find "indexing preferences" ? : archlinux
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