UbuntuのDockを常に隠して非表示にする方法
2018年4月27日にUbuntu 18.04 LTSがリリースされ、さらに2018年5月15日に日本語Remix版もリリースされた。個人的に一番うれしかった変更点としては、Ubuntu 18.04 LTSからGNOMEがデフォルトのデスクトップ環境として使われるようになったこと。早速、Ubuntu 18.04 LTSをインストールして使ってみた。
デスクトップ環境はGNOMEになっているものの、見た目は思ったよりUnityな感じの仕上がり。普段GNOMEを使っている者としては、左側のサイドバー(いわゆる、Dock)が常に表示されているのが気に入らない。
そこで、Dockを常に非表示にする方法を調べてみた。その結果、意外と簡単に非表示にする設定が分かったので、記事にまとめておこうと思う。
端末上でgsettingsからDockを非表示にする
Dockを非表示にするには、端末上でgsettingsのコマンドを使う。Ubuntuで端末を起動して、以下のコマンドを実行する。かなり長いコマンドになっているが、これをそのまま端末上にコピペして、エンターを押す。
$ gsettings set org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock autohide false && gsettings set org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock dock-fixed false && gsettings set org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock intellihide false
実際に端末上でコマンドを入力した様子。
コマンドを実行すると、Dockが隠れる。
Dockを表示したい場合は、デスクトップ左上の「アクティビティ」をクリックする。こんな感じで、Dockを再表示してアプリケーションを起動できる。この「Dock」はGNOME上では「お気に入り」と呼ばれる。
ちなみに、純粋なGNOMEのデスクトップの外観はこんな感じ。
参考:
[1]How can I hide the Dock in GNOME? - Ask Ubuntu
スポンサーリンク
有益な情報ありがとうございます。
返信削除狭い画面を有効に使えてとても満足しております。
もしも必要がなくなった時のために、戻し方も記載していただけたら幸いです。
ブログへのコメント、ありがとうございます。
削除ランチャーを再表示するには、以下のコマンドを実行します。
$ gsettings set org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock autohide true && gsettings set org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock dock-fixed true && gsettings set org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock intellihide true
これで、全てデフォルト値に戻るので、Ubuntuのランチャーが表示される状態に戻ります。
参考にしていただければ幸いです。