Ubuntuの日本語フォントがGoogle Notoフォントに
Ubuntu 18.04 LTSから、UbuntuのフォントがGoogle Notoフォントになった。Google Notoフォントとは、GoogleとAdobeが共同で開発した無料のフォント。Googleは「Notoフォント」という名前で、Adobeは「源ノ明朝、源ノ角ゴシック(英名:Source Han Serif, Source Han Sans)」という名前で公開している。名前は違うが、両者の違いはほとんどない。
2014年にゴシック体(San-serif体)のNotoフォントが公開、2017年に明朝体(Serif体)が公開された。ちなみに、Notoの由来は、「No more tofu」。フォントがインストールされていない時に表示される□(豆腐)を撲滅する、という意味。
日本語以外のNotoフォントも作成・公開されており、800言語、11万字以上の文字のフォントが作られている。日本語のNotoフォントが含まれるセットの正式名称は、Noto Sans CJK、Noto Serif CJK(CJK = Chinese, Japanese, Korean)。ちなみに、Notoフォントによる日本語は、以下のような表示になる。
Noto Sans CJK(ゴシック体)
Noto Serif CJK(明朝体)