仮想マシンインストール関連記事
仮想環境の関連記事は、「Linuxマシン上でWindowsを使う」のページにまとてあります。Windows 10等の新しいOSをゲストOSとしてインストールする場合は、この記事ではなく「Linuxマシン上でWindowsを使う」のページを参照してください。Linuxマシン上でWindowsを使う
Linux上に仮想マシンを作成し、仮想マシンにWindowsをインストールすれば、Linuxマシン上でWindowsを使うことができるようになります。ここでは、Linux上に仮想マシンを作成し、Windowsをインストールする方法を、以下のステップに分けて解説しています。仮想環境の比較も行っているので、用途に合わせた仮想環境の選択ができます。
- ステップ1 | 仮想環境の構築とゲストOSのインストール
- ステップ2 | Windwosのアップデート(Windows XP使用)
- ステップ3 | ホストOSとゲストOSでフォルダ共有
ステップ1 | 仮想環境の構築とゲストOSのインストール
仮想環境の比較
仮想環境のインストールの解説に移る前に、それぞれの環境でWindows XPを使ってみて感じた特徴を、表にまとめておく。QEMU/KVM | VirtualBox | Wine | |
---|---|---|---|
インストールしやすさ | △ | ○ | ○ |
扱えるWindowsアプリの種類 | ○ | ○ | ✕ |
Windowsアプリのバージョン管理 | ○ | ○ | ✕ |
仮想マシン上での対応ゲストOSの種類 | ○ | ○ | - |
Windowsアプリでの音の再生 | ○ | ○ | △ |
USBの接続機器の対応 | ○ | △ | ✕ |
- VirtualBoxはパッケージがひとつにまとまっているため、インストールや設定が簡単。
- VirtualBoxには、USB経由で大きなファイルを、ゲストOSに転送しようとすると、途中で転送が止まってしまうという欠点がある。
- QEMU/KVM環境のUSB接続は安定している。ゲストOS上でiPhoneの管理するなどの用途がある場合には、QEMU/KVM環境がオススメ。
- Wineについては、一部のアプリケーションしか動作しなかったり、Wineのバージョンによってアプリケーションの動作の可否が分かれたりする。本格的な運用には使えない。
- その他、ReactOS(Windows NT系互換を目指したOS)もあるが、開発は活発でなく使えなさそう。
QEMU/KVMで仮想マシンを作成
2016年2月28日・QEMU/KVM環境のインストールと設定
QEMU/KVM, libvirtのインストールと設定
2016年2月29日
・QEMU/KVM環境のインストールと設定が終わったら、仮想マシンにWindows XPをインストール
virt-managerを使ってQEMU/KVM仮想マシンにWindowsをインストール
VirtualBoxで仮想マシンを作成
2016年4月17日・VirtualBoxで作成した仮想マシンに、Windows XPをインストール
VirtualBoxでLinuxマシンにWindowsをインストール
ステップ2 | Windwosのアップデート(Windows XP使用)
仮想マシン上にゲストOSをインストールしたら、ゲストOSをアップデートする。2016年4月24日
・仮想マシンにWindowsをインストールしたら、アップデートを行う
Windows XPを再インストール後にアップデートする方法
ステップ3 | ホストOSとゲストOSでフォルダ共有
ホストとゲスト間でフォルダ共有の設定をしておくと、仮想環境が便利になる。2016年5月6日
・ゲストOSと仮想マシン間でフォルダを共有する方法
LinuxホストとWindows仮想マシン間でフォルダ共有
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