Linux上でのiPhone管理 関連記事
Linux上でWindows XPを使用して、iPhoneを管理する場合は、本記事を参照してください。Linux上でWindows 10を使用して、iPhoneを管理する方法は「LinuxでiPhoneを管理する」のページにまとめてあります。LinuxでiPhoneを管理する
Linuxをメインで使っていると、iTunesが使えないためiPhoneの管理で困ることになる。LinuxでiPhoneを管理するには、Linux上に仮想マシンを作成しiTunesをインストールするしか、今の所方法がない。ここでは、Linux上の仮想マシンにiTunesをインストールし、iPhoneを管理できるようにする方法を以下の手順にまとめた。仮想マシン上でiTunesを使えるようになれば、iPhoneのバックアップ、iPhoneへ音楽の転送、iOSのアップデートなどがLinux上で行えるようになる。
- ステップ1 | QEMU/KVM仮想マシンにWindowsをインストール
- ステップ2 | 仮想マシン上のWindowsにiTunesをインストール
- ステップ3 | Linux上でiPhoneを管理
また、使用している環境は以下の通り。仮想環境を使用しているため、他のOSや、他のバージョンのiTunes, iPhoneを使用しても問題なく動作すると思う。
- iPhone: 5S
- iTunes: Version 12.1.3
- ゲストOS: Windows XP Home Edition SP3
- ホストOS: Arch Linux x86_64
- 仮想環境: QEMU/KVM
ステップ1 | QEMU/KVM仮想マシンにWindowsをインストール
まず、以下のページに従ってQEMU/KVMをインストールし、作成した仮想マシンにWindowsをインストールする。ここでは、WIndows XPを使用してるが、Windows XP以外のバージョンのWidnows OSで問題ない。Sambaによる共有フォルダは、必要があれば設定する。2016年2月28日
・QEMU/KVM環境のインストールと設定
QEMU/KVM, libvirtのインストールと設定
2016年2月29日
・QEMU/KVM環境のインストールと設定が終わったら、仮想マシンにWindows XPをインストール
virt-managerを使ってQEMU/KVM仮想マシンにWindowsをインストール
2016年4月24日
・仮想マシンにWindowsをインストールしたら、アップデートを行う
Windows XPを再インストール後にアップデートする方法
2016年5月6日
・ゲストOSと仮想マシン間でフォルダを共有する方法
LinuxホストとWindows仮想マシン間でフォルダ共有
ステップ2 | 仮想マシン上のWindowsにiTunesをインストール
仮想マシンにWindowsをインストールできたら、WindowsにiTunesをインストールする。2016年5月7日
・Widnows XPでは最新版のiTunesが使えないので、iTunes 12.1.3を使用している。Windows 7以降であれば、最新のiTunesをインストールする。
Linux上でiTunesを使う
ステップ3 | Linux上でiPhoneを管理
仮想マシン上にiTunesをインストールしたら、Linux上でiPhoneを管理できるようになる。通常のiTunesを使うように、バックアップ、音楽の転送、iOSのアップデート等が行えるようになる。2016年5月15日
・iTunesでiPhoneを管理できるようにするため、まず接続の設定を行う。
Linux上のiTunesにiPhoneを接続する
iTunesとiPhoneの接続の設定が終わったら、バックアップやアップデート、同期等が行えるようになる。
2016年5月15日
Linux上でiPhoneをバックアップする
2016年5月15日
Linux上でiPhoneのiOSをアップデートする(iOS 9.2.1 -> iOS 9.3.1)
2016年5月15日
iOSアップデートに失敗したiPhoneを復元する方法
2016年5月22日
iPhoneでLINEの連絡先とトーク履歴を復元する方法
2016年6月13日
LinuxでiPhoneを同期して音楽を転送する
2016年6月18日
Linux上でiPhoneのiOSをアップデートする(iOS 9.3.1 -> iOS 9.3.2)
参考:
[1]LinuxでiPhoneを管理する | 普段使いのArch Linux
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