VirtualBoxでフォルダ共有する
VirtualBoxでゲストOSとホストOS間で、フォルダ共有する時の設定方法をまとめておく。フォルダ共有するためには、ゲストアディションディスクがインストールしてある必要がある。ゲストアディションディスクのインストールが済んでいなかったら、「VirtualBoxでLinuxマシンにWindowsをインストール | 普段使いのArch Linux」を参照して、ゲストアディションディスクをインストールする。フォルダ共有するための設定の手順は、以下の通り。
- ホストOSに、共有用のフォルダを作成する
- VirtualBoxで共有用のフォルダを、共有フォルダとして指定する
- ゲストOS側から、共有フォルダにアクセスできるか確認する
今回使用した環境は、以下の通り。
- ホストOS:Arch Linux
- ホストOS:Windows 10
- 仮想マシン:VirtualBox 5.1.20
ホストOSに共有用のフォルダを作成する
ホストOSの適当なパスに、フォルダを作成する。ここでは、ホストOSのホームディレクトリに「VirtualBoxSF」という名前のフォルダを作成した。$ mkdir /home/zero/VirtualBoxSF
VirtualBoxで共有用のフォルダを、共有フォルダとして指定する
作成した共有用のフォルダを、VirualBoxで共有フォルダとして指定することで、ホストOSのフォルダをゲストOSから見えるようになる。まず、VirualBoxを起動して「設定」をクリック。
左のペインの「共有フォルダー」をクリックして、共有フォルダーの設定に移動して、右側の「フォルダーに+マーク(フォルダーの追加)」をクリック。
「フォルダーのパス」から先程作成した共有用のフォルダ(/home/zero/VirtualBoxSF)を指定する。「自動マウント」、「永続化する」にチェックして「OK」をクリック。
「OK」をクリック。
ゲストOS側から、共有フォルダにアクセスできるか確認する
最後に、ゲストOSから共有フォルダにアクセスできるか確認する。VirtualBoxを起動して、仮想マシンを立ち上げる。Windowsであれば、マイコンピュータを立ち上げて、「ネットワークの場所」に共有フォルダがネットワークドライブとして登録されていれば、設定完了。
参考:
[1]Chapter 4. Guest Additions
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