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2016年9月24日土曜日

au世界データ定額を使って海外でスマホを使う

海外でスマホを使う
海外でスマホを使い世界データ定額を使う機会があったので、スマホの設定の仕方と、サービスの使い方をまとめておく。使っているスマホはiPhone 5s。渡航先はアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス。海外対応のWiFiルータをレンタルすのがめんどくさい、滞在中の週末の期間だけ海外でデータ通信を使いたいというときに、非常に便利なサービス。

国・地域によって対応に違いがある。対応の状況は、「海外でのデータ通信ご利用方法と適用データ通信料金について | au」のページで確認できる。


渡航前に設定をしておくべきこと
海外へ行く前に、色々と設定することがあるので、事前にauショップへ行ってオプションの加入等を済ませておくとよい。

データチャージオプションへの加入(無料)
データチャージとは「月間のデータ容量を月の途中で使いきってしまっても、追加でチャージ(購入)することで通信速度制限なくデータ通信を利用できるサービス」のこと。 詳しくは「データチャージへのご加入方法」を参照。

世界データ定額を使うには、データ容量の追加購入をするしないにかかわらず、データチャージオプションへの加入が必須。データチャージオプションに加入していないと、海外でのデータ通信の料金は3倍の2,980円/日になってしまうので注意!


アプリのインストール(無料)
世界データ定額を使うために、アプリをインストールしておくと便利。アプリは、次の2種類。
  • 世界データ定額
  • GLOBAL PASSPORT
世界データ定額アプリは、世界データ定額を使うときに、このアプリから使用開始の操作と残りの利用可能時間を確認できる。また、現地での音声通話料、SMS送受信量も確認できる。

GLOBAL PASSPORTは自分のパスポート情報の管理ができたり、渡航先での音声通話料金や入国カードの書き方を知ることができたりするアプリ。必須ではないし活躍する場面も多くない。

ローミングエリア情報(PRL)の更新(通話料無料)
使っているデバイスの違いにより、方法が異なるので注意。auのページから引用を載せておく。最新の情報にするために、渡航当日やできるだけ渡航日に近い日に更新した方が良い。
iPhone(iPhone 4S除く)、4G LTEスマートフォン、4G LTEケータイ
日本国内から「*5050」あてに電話発信し「au ICカードのデータ更新が完了しました」の表示確認後、電源オフにし、再起動するとPRLが更新されます。「*5050」あての通話料は無料です。

iPad
「auお客さまサポート」にログインし、「ご契約内容確認や変更」から「PRL更新」を選択し、PRLの更新を行ってください。 「au ICカードのデータ更新が完了しました。」の表示確認後、電源を1度オフにし再起動するとPRLが更新されます。

4G LTEタブレット
設定 → 無線ネットワークより その他 → ローミング設定 → PRL設定 より更新できます。

3Gスマートフォン・3Gケータイ
スマートフォンは「MENU」ボタン → 設定 → 無線ネットワーク →モバイルネットワーク → ローミング設定 → PRL設定より更新できます。ケータイはセンターキー → ツール → グローバル接続 → PRL設定より更新できます。

iPhone 4S
iPhone 4SのPRLはキャリアアップデートを行うと最新になります。

au STAR会員への登録(無料)
au STAR会員に登録するだけで、世界データ定額の利用料金が980円/月だけ割引される。2016年9月現在このサービスが存在するが、キャンペーンが終わることも考えられるので、事前に要確認。

au SATR会員への登録は無料、auユーザーであれば登録できる。デメリットは特になく、auSTAR 会員向けお知らせを受ける程度なので、登録したほうが得。

渡航後に設定すべきこと
海外の渡航先に着いた後に、世界データ定額を利用するために行うべき、携帯電話の設定、世界データ定額の利用開始方法をまとめておく。

スマートフォンの設定
海外に着いたら、データ通信を利用しない時は、機内モードのまま持ち歩く。WiFiが使えるところでは、WiFiをONにしてWiFiで通信すればよい。

世界データ定額を利用開始する際は、まず機内モードをOFFにする。



すると、渡航先のキャリアに接続される(ここでは、T-Mobile)。はじめは、圏外の表示になるが、電波の悪いところでなければ、自動でキャリアに接続される。


モバイルデータ通信の設定がされていないと、圏外のままになってしまうので、圏外のままの場合は、以下の設定を行う。「設定」のアプリを立ち上げ、「モバイルデータ通信」をタップ。


モバイルデータ通信をONになっているのを確認。さらに、「モバイル通信のオプション」をタップ。


「4Gをオンにする」が有効になっているか確認。さらに、「ローミング」をタップ。


「音声通話ローミング」、「データローミング」が有効になっているか確認。「グローバルCDMA」は無効になっているか、確認。

「グローバルCDMA」については、通信のパフォーマンスが悪い場合はオフとの注意書きがあるが、自分の場合は、オンになっているとそもそも海外データ通信が利用できなかったので、常にオフにしておいた。


設定がうまく行くと、キャリアに接続され、電波の状況のインジケータに接続しているキャリアの名前が表示される。


世界データ定額の利用開始(世界データ定額アプリより)
世界データ定額アプリを利用する場合、まず、世界データ定額アプリを立ち上げる。


アプリが起動したら、地図上で渡航先をタップする。アメリカの場合は、「北米」をまずタップ。



次に、アメリカをタップ。


世界データ定額に対応していることが確認できる。画面右下の、「海外でつかう」をタップする。




「読込中」の表示となる。


読み込みがうまく行くと、以下のような画面に切り替わるので、「利用開始」をタップする。


さらに確認画面が表示されるので、「利用開始」をタップする。


以下のようなページが表示されれば、成功。「OK」をタップすると、


残り時間の表示画面になる。これで、設定は終了。電波の悪いところでは、繋がりにくかったり回線速度が遅い地域もあったが、基本的には回線のスピード等日本と同様のデータ通信ができた。海外で観光する際、Google Map等がWiFiがない場所でも使えるため非常に助かった。

データ通信の容量は、日本で契約しているauのデータ通信プランの容量が上限となる。したがって、海外でのデータ通信の容量が多くなる場合は、データ通信の容量を追加する必要がある。


まだ、サービスが安定していないのか、世界データ定額アプリから利用開始しようとすると、エラーが出て開始できないことがある。「利用状況を表示できません。しばらくしてからもう一度お試しください。(−2)」のようなエラーや、




「海外でご利用いただけるページです。…海外で再度アクセスを行って下さい。」というエラーが出でしまうときもある。


その場合、SMSに記載の世界データ定額のページURLにアクセスすることで、世界データ定額のサービスを利用することができた。SMSのURLからアクセスする方法は、以下にまとめたので世界データ定額アプリから利用開始できなかった場合は、試して下さい。

世界データ定額の利用開始(SMSのURLより)
世界データ定額アプリから利用開始できなかった場合、SMSから利用開始してみると、世界データ定額を利用できることがある。SMSからの世界データ定額の利用方法をまとめておく。

海外の現地キャリアに接続できると、しばらくしてauから以下のようなSMSが届く(受信無料)。「世界データ定額ご利用は以下から。http://hddi-l.jp/UrN」のURLをタップしてアクセスする。


接続がうまく行くと、以下のページが表示される。「利用開始」をタップする。


確認画面が表示されるので、「利用開始」をタップする。


「処理中」の画面になる。


利用開始の確認画面が表示されるので、「OK」をタップする。


このURLのページでも、世界データ定額の残り時間が確認できる。これで、設定は終了。データ通信が24時間、利用できるようになる。




参考:
[1]世界データ定額 | 海外で使う(au世界サービス) | au

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