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2015年11月30日月曜日

iPhoneでFeedlyをアップデートしたら起動直後に落ちて使えなくなった

iPhoneで、Feedlyを31.0.0にアップデートしたら起動直後に画面が落ちて使えなくなってしまった。原因は、iOSのアップデートをしていないことにあるらしい。よく見ると、「新機能▼」のアップデートの説明のところに[Please do not upgrade if you are running iOS 7 or iOS 8]と書いてあった。こんなところに書かれても気づかないって!

iOSを9.1にアップデートすることで解決し、無事Feedlyを使えるようになりました。めでたし、めでたし。





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2015年9月25日金曜日

Mozc (mozc, ibus-mozc) のアップデートで日本語が打てなくなった

packerでパッケージのアップデートしたら、Mozcがアップデートされた。Mozcのアップデート後にキーボードレイアウトがusになり、日本語が打てなくなってしまった。半角/全角キーを押しても、日本語入力に切り替わらない。

以前の記事に書いたが、ibus-mozc環境でキーボードを日本語レイアウトで使うには、Mozcの設定ファイルを修正する必要がある。

ibus-mozcインストール直後に設定したMozc設定ファイルが、アップデートによって元に戻ってしまうので、再度設定しなければならない。Mozcのアップデート直後、キーボードレイアウトが勝手に変わって戸惑ったので、次回のアップデートですぐに思い出せるように、記事にしておく。

# 2015年末で、IBusモードはMozcの最新コードから削除されると、アナウンスされている。個人的には、ibus-mozcはデフォルトでGNOMEにアプレット表示され、気に入っていたため残念。2015年末でArch LinuxのAURからも、ibus-mozcは削除されてしまうのだろうか。

キーボードレイアウトがMozcによって上書きされてしまう原因は、以下のファイル。

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2015年9月6日日曜日

LinuxでCDとDVDのリッピング

LinuxでCDとDVDのリッピング
LinuxでCDとDVDをリッピング(コピー)する方法をメモしておく。UbuntuやFedoraなどのディストリビューションでも同様の方法でできるはず。ただし、ツールのパッケージ名はそれぞれのディストリビューションで異なるので、注意する。例えば、libdvdcssはUbuntuではlibdvdcss2だった気がする。

CDのリッピング
mkisofsというツールを使う。Arch Linuxにあらかじめインストールされていると思う。GNOMEを使っていれば、CDを光学ドライブに入れるだけで、GVFS (Gnome Virtual File System) によって自動的にマウントされる。CDの場合、マウントポイントはデフォルトで /run/user/1000/gvfs/cdda:host=sr0/になっている。

したがって、CDをリッピングするには、以下のよなコマンドを打てばよい。1000はユーザーID (uid) なので、使用しいるユーザーによって変更する。また、~/image.isoは、出力先のパスなので、パスとファイル名は適宜変更する。
$ mkisofs -r -l -J -o ~/image.iso /run/user/1000/gvfs/cdda\:host\=sr0/

リッピングしたイメージをマウントしたい場合は、ディスクイメージマウンターで開けばよい。また、CDに複製したい場合は、Braseroのようなライティングソフトを使って、CDにイメージの書き込みを行えばよい。


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YouTubeを再生すると他のアプリケーションの音量が小さくなる

ALSAを使っていれば、複数のアプリケーションからの音を同時に再生することができる。しかし、あるアプリケーションから音を出すと、別のアプリケーションの音量が小さくなってしまうことがある。

GNOME Settingsのサウンドの設定をいじるだけで、この問題を簡単に解決することが分かったので、その方法をメモしておく。GNOMEの音量設定をいじるだけで、複数のアプリケーションから均一な音量で、音楽や動画を再生することができる。Arch Linux以外のUbuntuやFedoraなどのディストリビューションでも、GNOMEを使っていれば同様に解決することができると思う。

例えば、FirefoxでYouTubeの動画を再生し、同時にBansheeで音楽を再生してみる。再生中に、GNOMEの「設定」→「サウンド」→「アプリケーション」のタブに移動すると、下の画像のように、アプリケーションごとの音量の状態が確認できる。



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2015年6月21日日曜日

Firefoxが重い

Firefoxで複数のタブを開いていくと、だんだん重くなっていって新しいタブのページの読み込みに時間がかかるようになる。メモリーの使用率を見てみるとplugin-containが上位にきていて、flashpluginが原因になっている。

昔は多くのページでFlashが使われていたが、最近はHTML5に切り替わってきている。モバイル向けのサイトでFlashが駆逐され、デスクトップ向けサイトでもHTML5が使われるようになってきている。YouTubeではHTML5がデフォルトになっているし、動画の形式を見てもmp4が増えてきてflv形式はかなり少なくなってきている。

HTML5コンテンツが広く使われるようになったことを知ったので、この機会にFirefoxでのFlash関連の環境を見なおしてみることした。flashpluginをアンインストールする方法と、flashpluginをアンインストールしないで使い続ける方法を試してみた。個人的には、flashpluginをアンインストールしてShumwayを使うより、flashpluginを使い続ける方法をおすすめする。

その1| flashpluginをアンインストールする方法
flashpluginのアンインストール
今まで「Firefoxで動画再生 = flashpluginが必要」と思い込んでいたが、flashpluginはほぼ必要なくなってきている。ブラウジングが重たくなる原因のflashpluginをアンインストールする。
# pacman -Rsn flashplugin

Firefoxでh.264 videoを再生するために、gst-plugins-goodとgst-libavをインストールする。
# pacman -S gst-plugins-good gst-libav


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2015年5月30日土曜日

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・カスタマイズ編) | 各種ソフトウェアのインストールとカスタマイズ

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

ソフトウェアのインストールとカスタマイズ
インストール関連記事にしたがって、Arch LinuxのインストールとGUI環境のインストール、日本語化ができたらソフトウェアのインストールとカスタマイズを行う。自分の好みや用途でソフトウェアを選ぶ。

Firefoxのインストール
Firefoxをインストールする。
# pacman -S firefox firefox-i18n-ja

以前使っていたFirefoxがあるなら、プロファイルを~/.mozilla/にコピーする。
$ cp -r firefox ~/.mozilla/

Flash再生のためにflashpluginをインストールする。YouTubeなどはflashpluginがなくても動画再生できるが、一部のサイトではflashpluginが必要になる。ただし、flashpluginをインストールすると、FirefoxでYouTubeを再生した時に日本語の字幕などが表示できなくなる。
# pacman -S flashplugin

FirefoxでJavaコンテンツを再生するためにjreをインストールする。
$ packer -S jre

この記事にしたがってFirefoxとJavaの設定をする。最近は、Javaを必要とするウェブページも少ないし、脆弱性の元になりやすいので、Javaが必要でなければインストールしなくてよい。


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Arch Linux インストール (デスクトップ環境・日本語化編) | X, GNOME, 日本語フォント, 日本語入力の設定

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

GUIをインストールする前の準備
Arch Linux本体のインストールができたら、GUI環境をインストールする。GNOMEはOSのインストールをまだしていない方は、Arch Linuxインストールのページの「OSインストール編」を参照してください。

ここでは、GUI環境としてGNOMEをインストールする方法を解説する。GNOMEは、多くのユーティリティソフトを含み設定ツールも完成されている。マシンパワーのないPCを使っている場合を除いて、まずはGNOMEを使ってみるといいと思う。

ユーザー設定など
OSインストールが終わったら、ブートしrootでログインする。
ホストネーム login: root
Password:

rootでログインできたら、root以外の一般ユーザーを作成しておく。"ユーザー名"は適宜変更。
# useradd -m -g users -G wheel -s /bin/bash ユーザー名

作成したユーザーのパスワードを設定する。
# passwd ユーザー名

作成したユーザーからsudoを使って管理者権限でコマンドを実行できるようにする。visudoをして、%wheel ALL=(ALL) ALLのコメントアウトを解除する。
# visudo

...
## Uncomment to allow members of group wheel to execute any command
%wheel ALL=(ALL) ALL ←先頭の#を削除する。
...



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2015年5月23日土曜日

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・日本語化編) | X, Xfce4, GUI環境

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

Xfce4を少し使ってみた感想
インストールして、少し触ってみた感想。カスタマイズとか日本語化とか試していないので、本当の使い勝手は不明。
  • GNOME 2.xと似ている。なので、GNOME 3.xが気に入らなくて、GNOME 2.xを使いたいという人にはおすすめ。
  • 設定アプリ等がしっかりしているので、LXDEより使いやすい。ミニマル度:LXDE > Xfce4 > GNOMEの順。GNOME 3.xだと、余計なものが入りすぎてるけど、LXDEだと物足りないという人はXfce4がいいと思う。
  • pulseaudioを使っていないので、pulseaudioを使いたくない人におすすめ。
  • デフォルトのファイルブラウザThunarのウィンドウ位置が固定されない。いつも中央に出てきた。設定でなんとかなるんだろうか。また、Ctrl + Fでファイル検索してもカレント以下のファイルが検索されない。Ctrl + F以外のファイル検索の仕方が不明。
  • デフォルトのxfce4-terminalは、背景を透明にできる。GNOMEとLXDEにはない利点。


GUI環境をインストールする前の準備
Arch Linux本体のインストールができたら、GUI環境をインストールする。OSのインストールをまだしていない方は、Arch Linuxインストールのページの「OSインストール編」を参照してください。


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アップデート後Fcitxで日本語入力ができなくなる

Fcitxを使っていると、突然日本語入力ができなくなったりする。基本的には、アップデート後にOSを再起動すると半角/全角キーを押してもMozc入力に切り替わらなくなるという症状。Fcitx-imを再インストールして、再起動するとMozc入力ができるようになった。修復した時のログを書いておく。

とりあえず、FcitxとMozcが動いているか確認するとどちらも問題なさそう。まず、fcitxのプロセスを確認してみる。
$ ps -fe | grep fcitx

zero     15380     1  0 22:35 ?        00:00:00 fcitx
zero     15421     1  0 22:35 ?        00:00:00 /usr/bin/dbus-daemon --fork --print-pid 4 --print-address 6 --config-file /usr/share/fcitx/dbus/daemon.conf
zero     15430     1  0 22:35 ?        00:00:00 /usr/bin/fcitx-dbus-watcher unix:abstract=/tmp/dbus-HHq9u4RFtl,guid=91a6430e421bb8ce91a40c1a555f3084 15421
zero     22024 22019  0 22:42 pts/0    00:00:00

次に、mozcのプロセスを確認してみる。
$ ps -fe | grep mozc
zero     15706 15380  0 22:35 ?        00:00:00 /usr/lib/mozc/mozc_server
zero     22026 22019  0 22:42 pts/0    00:00:00 grep mozc

fcitx-diagnoseしても、問題なさそう。


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2015年5月10日日曜日

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・日本語化編) | X, LXDE, 日本語環境, 日本語フォント, 日本語入力の設定

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

LXDEを使ってみた感想
  • 確かに軽いんだと思うけど、最近のPCの性能であればGNOMEとかでもサクサク動くので、特にメリットには感じなかった。
  • デフォルトだと外観が、安っぽい。自分で、カスタマイズしないといけない。
  • パネルのアイコンの統一感などを考えると、GNOMEのほうがきれい。GNOMEはテーマとアイコンが統一されている。
  • アプリケーションによっては、ウィンドウ位置が固定されない。LXTerminal、PCManFM(ファイルマネージャ)とうは、ウィンドウ位置が固定されない。一方で、Firefox等は、ウィンドウ位置が固定されている。個人的には、ウィンドウ位置が固定されていたほうが、使いやすいと思った。openboxの設定でどうにかなるかといじってみたが、ウィンドウ位置を固定する方法は分からず。
  • PCManFMのファイル検索が、やや面倒。Ctrl+Shift+Fで検索ウィンドウを開いて、正規表現っぽく入力しなければいけない。厳密な検索をしたい人には嬉しいと思うけど。
  • サウンドサーバで、pulseaudioを使わなくてよい。GNOMEを使わなくデスクトップ環境に移行した最大の理由。pulseaudioを使っていると、アップデートとかしているうちに、ボリュームコントロールがおかしくなったり、アプリケーションから音がでなくなったりしてめんどくさかった。LXDEはALSAしか使っていないので、このような不具合が発生しにくい。
  • LXTerminalの背景は、デフォルトでは透明にはできない。GNOME Terminalは背景が透明にできなくなったが、LXTerminalは透明にできるのではないかと期待していた。一応透明になるが、背後のウィンドウが見えるのではなく、壁紙が見えるだけなので透明になってもあまり意味がなかった。

LXDEのメリットをあまり挙げることができなかったが、LXDEをインストールしてみたい方は以下の手順でインストールしてみてください。

GUIをインストールする前の準備
Arch Linux本体のインストールができたら、GUI環境をインストールする。OSのインストールをまだしていない方は、Arch Linuxインストールのページの「OSインストール編」を参照してください。


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2015年2月8日日曜日

Arch Linux インストール(OSインストール編)| UEFI, GPT, XFS, archlinux-2015.02.01-dual.isoでインストール

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

はじめに
2014年にインストールした頃と微妙に変わっているところがある。大きな変更は、インストールメディアからArch Linuxを立ち上げるときに、UEFIモードではセキュアブートで立ち上げるようになっている。そのため、インストール前に新たな作業が加わっている。あと、Intel CPUのucodeのあたりも変わっている。

今回のインストールは、UEFIで行う。前回2014年に行った時は、UEFIモードでインストールはできたがその後のブートディスクのつなぎ変えでOSを起動できなくなった。そのため、UEFIでインストールしたArch Linuxの使用は諦めていた。

今回、いじってみたらUEFIで起動できなくなっていた原因がわかったので、まとめておく。UEFIモードの起動にはUEFI BIOSの設定が必要だが、使っているマザーボードに依存するので、Arch Wikiに詳しい設定が載ってなく苦労した。

UEFIモードとは
UEFIはBIOSの代替で、最近のマザーボードはBIOSの代わりにUEFIが入っている。UEFI BIOSとも呼ぶ。セキュアブートが可能になったりして、BIOSより高機能なファームウェアになっている。基本的にBIOSモードよりUEFIモードのほうが、高速で起動できるらしい。Arch Linuxの場合、BIOSモードでも起動時間が短いので、UEFIモードにしたからといって起動が早くなったとはあまり感じないが。

セキュアブートとは
ブートローダなどが、OSが起動する前にマルウェアを起動してしまうことなどを防ぐ仕組み。UEFIにおいてセキュアブートが有効になっていると、Microsoftの署名をもったコードしか実行できなくなる。

Arch Linuxのインストール
isoファイルからイメージディスクを作成
https://www.archlinux.org/download/にあがっているミラーサイトから、archlinux-2015.02.01-dual.isoをダウンロードし、イメージディスクとして書き込む。Linuxの書き込みソフトのbraseroを使えば、イメージディスクを作成できる。braseroを使う場合は、「イメージの書き込み」から、「書き込むディスクイメージの選択」でダウンロードしたarchlinux-2015.02.01-dual.isoを選んで、書き込む。これでインストールメディアが出来上がる。





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2015年1月12日月曜日

Arch Linux起動時にスプラッシュ画面でエラー | Failed to start Load/Save Screen Backlight Brightness of backlight:acpi_video0

Arch Linuxを起動させると、スプラッシュ画面でFailed to start Load/Save Screen Backlight Brightness of backlight:acpi_video0のような内容のエラーが出ていた。赤く[FAILED]と出ていたので、調べてみることに。アップデートで、また何か設定が変わったのか?

とりあえず、dmesgで確認したが、Backlightに関連するようなエラーはない。なので、systemdのログを調べてみることに。
$ jornalctl

...
systemd-backlight[342]: Failed to get backlight or LED device 'backlight:acpi_video0': No such file or directory
systemd[1]: systemd-backlight@backlight:acpi_video0.service: main process exited, code=exited, status=1/FAILURE
systemd[1]: Failed to start Load/Save Screen Backlight Brightness of backlight:acpi_video0.
systemd[1]: Unit systemd-backlight@backlight:acpi_video0.service entered failed state.
systemd[1]: systemd-backlight@backlight:acpi_video0.service failed.
...


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2015年1月11日日曜日

HDDを新たに追加 | GPTパーティショニング, XFSフォーマット, 4KiBセクタ, Advanced Format Technology

Extフォーマットのエントリは書いていたが、最近メジャーなディストリビューションでXFSフォーマットが流行っているので、試してみた。いずれは、ブートドライブもXFSフォーマットに移行したい。ただ、Arch WikiのXFSのページが短く情報量が少ないのが、若干心配。

あと、今までHDDのセクターサイズとか意識せずにパーティショニングとかしていたので、セクターサイズに合ったパーティショニングができているかきちんと確認する意味も込めてやってみた。

HDDのつなぎ変え
あらかじめ使っていたHDDを外して、新しいHDDにつなぎ替えるときは、fstabで外すHDDの設定をコメントアウトしておく。
# vim /etc/fstab

...
# UUID=xxxx... ←#をつけて、コメントアウトしておく。
...

もしコメントアウトし忘れると、OSがGUIモードで立ち上がらない。この時は、rootでログインして、fstabを編集、rebootでOSを立ち上げることになる。ことになるというか、忘れていたので、CUIでfstabを編集することになった。

OSをシャットダウンして、新たに追加したいHDDを繋いで、PCを起動する。新しく繋いだHDDのデバイスファイル名を確認する。デバイスファイルに存在していて、mountで表示されないのが新しく繋いだHDDのデバイスファイル名ということになる。以下の例では、sdeが新しいHDD。
$ ls -l /dev/ | grep sd

...
brw-rw----  1 root disk        8,  48 12月 22 22:06 sdd
brw-rw----  1 root disk        8,  49 12月 22 22:06 sdd1
brw-rw----  1 root disk        8,  64 12月 22 22:06 sde
...

マウントされているデバイスを確認。
$ mount | grep sd

...
/dev/sdd1 on /home/username/Disk/3TB-5 type xfs (rw,relatime,attr2,inode64,noquota)
/dev/sdb1 on /home/username/Disk/3TB-1 type xfs (rw,relatime,attr2,inode64,noquota)
...

以下で、フォーマットすることになるので、フォーマットすべきHDDのデバイスファイル名を間違えないこと。


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Crucial m4 CT256M4SSD2のファームウェアアップデート

かなり昔の話だけど、Crucial m4 CT256M4SSD2のファームウェアバージョンが0009以下の場合、使用時間が5184時間を超えるとSSDが認識されなくなるらしい。Windows向けのアップデートツールもあるが、Windows向けツールを使わないでアップデートする方法をまとめておく。

Crucialのウェブから、ファームウェアをダウンロードする。Live CD的なバージョン「Manual Boot File for Windows and Mac®」が公開されているので、これをダウンロードする。



BraseroでCDにイメージとして書き込む。




PCをシャットダウンして、ファームウェアを書き込んだCDをブートドライブとして選んで、ファームウェアアップデートツールを起動させる。起動させると以下のようなプロンプトが出てくる。


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Arch LinuxでSSDを使う | Linux, SSD, fstrim, gdisk

Arch LinuxでSSDを使う上で注意すべきことをまとめておく。SSDを使う上で、ブロックサイズやTRIMなどに注意する必要がある。

SSDのパーティショニングとフォーマット
ページサイズ・ブロックサイズの確認
HDDと同じように、ページサイズに合わせてパーティショニングする必要がある。メーカーの製品情報からページサイズを調べてから、パーティショニングする。ところが、現在使っているCrucial m4 CT256M4SSD2のページサイズを調べてみたが、どこにも情報がなかった。また、最近のパーティショニングツールは、最適なセクターサイズでパーティショニングしてくれるらしいので、特にセクターサイズ等をいじらずパーティショニングすることにした。

/sys/block/sdX/queue/physical_block_sizeから調べる方法もあるが、この値は当てにならないという情報も。参考程度に、メモしておく。

物理ブロックサイズを調べる。(Crucial m4 CT256M4SSD2の場合)
$ cat /sys/block/sdX/queue/physical_block_size

512

論理ブロックサイズを調べる。
$ cat /sys/block/sde/queue/logical_block_size 

512


SSDのパーティショニング
例えば、fdiskやgdiskを使えばページサイズにあったパーティショニングを行ってくれるらしい。cdiskは使わないこと。GPTでパーティショニングしたほうが良いので、gdiskを使うのがベストだと思う。gdiskを使ったパーティショニングは以下のとおり。


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2015年1月10日土曜日

続・GNOME 3.14でキーボードレイアウトがjpにならない

GNOME 3.14でキーボードレイアウトがjpにならないのエントリの続編。結局、/usr/share/ibus/component/mozc.xmlをいじれば良いことが判明。

エディタでmozc.xmlの<layout>default<⁄layout>の行を<layout>jp<⁄layout>に変更すればよい。
# vim /usr/share/ibus/component/mozc.xml

...
  <description>Mozc (Japanese Input Method)</description>
  <language>ja</language>
  <icon>/usr/share/ibus-mozc/product_icon.png</icon>
  <setup>/usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=config_dialog</setup>
  <layout>jp</layout> ←この行を修正。
  <name>mozc-jp</name>
  <longname>Mozc</longname>
</engine>
</engines>
</component>

以前のエントリで変更した設定は元に戻す。GNOME settingsを立ち上げて、「地域と言語」に移動。



「入力ソース」のリストから、「日本語」を削除する。




参考:

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packerの使い方 | Arch Linux, packer, AUR, パッケージ管理

packerを使って、AUR(Arch User Repository)パッケージを管理する方法。基本的にはpacman, yaourtと同じオプションを使っているので、ほとんど使い方には困らないと思う。packerと比較してみると、yaourtよりパッケージの検索が早い気がする。

packerのインストール
まず、/etc/pacman.confファイルの、最後の方に以下の3行を追加する。
# vim /etc/pacman.conf

...
[archlinuxfr]
SigLevel = Never
Server = http://repo.archlinux.fr/$arch

追加したら、以下のコマンドを実行して、pacmanのデータベースを更新する。
# pacman -Syy

データベースの更新ができたら、packerをインストールする。多少手間だが、以下の手順でインストールできる。まず、packerのビルドに必要なパッケージをインストールする。
# pacman -S wget git expac jshon

packerのパッケージをビルドするディレクトリを作成し移動する。
$ mkdir ~/packer
$ cd ~/packer

ソースをAURからダウンロードして、ファイル名を変更する。
# wget https://aur.archlinux.org/cgit/aur.git/plain/PKGBUILD?h=packer
$ mv PKGBUILD\?h\=packer PKGBUILD

ソースをビルドする。
$ makepkg

pacmanからインストールする。
# pacman -U packer-20150808-1-any.pkg.tar.xz

インストールに使ったファイルは不要なので、削除する。
$ cd ../
# rm -dR packer

packerでよく使うオプション
packerとyaourtのオプションで違うのが、パッケージ更新のオプション。yaourtでパッケージを更新するときは-Syuaだけど、packerの場合は-Syuでよい。packerはpacmanと同じ-Syuオプションでパッケージを更新できる。

yaourtと同じように、packerも一般ユーザでコマンドを実行する。管理者権限が必要な場合は、コマンド実行中にパスワードを聞かれる。また、パッケージの削除(-R)、インストールしたパッケージへのクエリ(-Q)はpackerからできないので、pacmanで行う。以下、packerでよく使うオプションを一応あげておく。


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