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2015年9月25日金曜日

Mozc (mozc, ibus-mozc) のアップデートで日本語が打てなくなった

packerでパッケージのアップデートしたら、Mozcがアップデートされた。Mozcのアップデート後にキーボードレイアウトがusになり、日本語が打てなくなってしまった。半角/全角キーを押しても、日本語入力に切り替わらない。

以前の記事に書いたが、ibus-mozc環境でキーボードを日本語レイアウトで使うには、Mozcの設定ファイルを修正する必要がある。

ibus-mozcインストール直後に設定したMozc設定ファイルが、アップデートによって元に戻ってしまうので、再度設定しなければならない。Mozcのアップデート直後、キーボードレイアウトが勝手に変わって戸惑ったので、次回のアップデートですぐに思い出せるように、記事にしておく。

# 2015年末で、IBusモードはMozcの最新コードから削除されると、アナウンスされている。個人的には、ibus-mozcはデフォルトでGNOMEにアプレット表示され、気に入っていたため残念。2015年末でArch LinuxのAURからも、ibus-mozcは削除されてしまうのだろうか。

キーボードレイアウトがMozcによって上書きされてしまう原因は、以下のファイル。
$less /usr/share/ibus/component/mozc.xml 

<component>
  <version>0.0.0.0</version>
  <name>com.google.IBus.Mozc</name>
  <license>New BSD</license>
  <exec>/usr/lib/ibus-mozc/ibus-engine-mozc --ibus</exec>
  <textdomain>ibus-mozc</textdomain>
  <author>Google Inc.</author>
  <homepage>http://code.google.com/p/mozc/</homepage>
  <description>Mozc Component</description>
<engines>
<engine>
  <symbol>&amp;#x3042;</symbol>
  <rank>80</rank>
  <description>Mozc (Japanese Input Method)</description>
  <language>ja</language>
  <icon>/usr/share/ibus-mozc/product_icon.png</icon>
  <setup>/usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=config_dialog</setup>
  <layout>default</layout>
  <name>mozc-jp</name>
  <longname>Mozc</longname>
</engine>
</engines>
</component>

このファイルの<layout>タグがdefaultになっていることにより、キーボードレイアウトがusに上書きされてしまう。defaultが参照している先の設定をjpにできればと思ったが、よくわからなかったので、直接このファイルを修正した。
# vim /usr/share/ibus/component/mozc.xml 

...
  <layout>jp</layout> ←defaultからjpに直す。
...

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