インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。LXDEを使ってみた感想
- 確かに軽いんだと思うけど、最近のPCの性能であればGNOMEとかでもサクサク動くので、特にメリットには感じなかった。
- デフォルトだと外観が、安っぽい。自分で、カスタマイズしないといけない。
- パネルのアイコンの統一感などを考えると、GNOMEのほうがきれい。GNOMEはテーマとアイコンが統一されている。
- アプリケーションによっては、ウィンドウ位置が固定されない。LXTerminal、PCManFM(ファイルマネージャ)とうは、ウィンドウ位置が固定されない。一方で、Firefox等は、ウィンドウ位置が固定されている。個人的には、ウィンドウ位置が固定されていたほうが、使いやすいと思った。openboxの設定でどうにかなるかといじってみたが、ウィンドウ位置を固定する方法は分からず。
- PCManFMのファイル検索が、やや面倒。Ctrl+Shift+Fで検索ウィンドウを開いて、正規表現っぽく入力しなければいけない。厳密な検索をしたい人には嬉しいと思うけど。
- サウンドサーバで、pulseaudioを使わなくてよい。GNOMEを使わなくデスクトップ環境に移行した最大の理由。pulseaudioを使っていると、アップデートとかしているうちに、ボリュームコントロールがおかしくなったり、アプリケーションから音がでなくなったりしてめんどくさかった。LXDEはALSAしか使っていないので、このような不具合が発生しにくい。
- LXTerminalの背景は、デフォルトでは透明にはできない。GNOME Terminalは背景が透明にできなくなったが、LXTerminalは透明にできるのではないかと期待していた。一応透明になるが、背後のウィンドウが見えるのではなく、壁紙が見えるだけなので透明になってもあまり意味がなかった。
LXDEのメリットをあまり挙げることができなかったが、LXDEをインストールしてみたい方は以下の手順でインストールしてみてください。
GUIをインストールする前の準備
Arch Linux本体のインストールができたら、GUI環境をインストールする。OSのインストールをまだしていない方は、Arch Linuxインストールのページの「OSインストール編」を参照してください。ユーザー設定など
OSインストールが終わったら、ブートしrootでログインする。ホストネーム login: root Password:
rootでログインできたら、root以外の一般ユーザーを作成しておく。"ユーザー名"は適宜変更。
# useradd -m -g users -G wheel -s /bin/bash ユーザー名
作成したユーザーのパスワードを設定する。
# passwd ユーザー名
作成したユーザーからsudoを使って管理者権限でコマンドを実行できるようにする。visudoをして、%wheel ALL=(ALL) ALLのコメントアウトを解除する。
# visudo ... ## Uncomment to allow members of group wheel to execute any command %wheel ALL=(ALL) ALL ←先頭の#を削除する。 ...
bashのタブ補完を強化
とりあえず、vimをインストールする。# pacman -S vim
bashのタブ補完を強化する。以下2つの方法がある。基本的にはbash-completionのほうが強力なので、不具合なければbash-completionを使う。2つの方法はコンフリクトするので、両方有効にしてはいけない。
1. bash-completionをインストールする。
# pacman -S bash-completion
bash-completionをインストールすると、/usr/share/bash-completion/completions/以下にあるパッケージについてのタブ補完が有効になる。例えば、sudoあとのコマンド、pacmanの未インストールパッケージ名、systemctl (systemd)のサービスなど。bash-completionは/etc/bash.bashrcで有効になっているので、~/.bashrcの設定は必要ない。
2. complete -cfを使う。以下のように~/.bashrcに書くことで、bashのタブ補完が拡張される。例えば、sudoの場合は以下のとおり。
$ vim ~/.bashrc complete -cf sudo ←適当な行に追加。
.bashrcの設定
自分の使いやすいように、.bashrcを設定。現在の設定はこんな感じ。インプットメソッドの設定は各自の環境に応じて変える。$ vim .bashrc # # ~/.bashrc # # If not running interactively, don't do anything [[ $- != *i* ]] && return # don't put duplicate lines in the history. See bash(1) for more options # ... or force ignoredups and ignorespace HISTCONTROL=ignoredups:ignorespace # append to the history file, don't overwrite it shopt -s histappend # for setting history length see HISTSIZE and HISTFILESIZE in bash(1) HISTSIZE=5000 HISTFILESIZE=10000 # check the window size after each command and, if necessary, # update the values of LINES and COLUMNS. shopt -s checkwinsize # make less more friendly for non-text input files, see lesspipe(1) [ -x /usr/bin/lesspipe ] && eval "$(SHELL=/bin/sh lesspipe)" # enable color support of ls and also add handy aliases if [ -x /usr/bin/dircolors ]; then test -r ~/.dircolors && eval "$(dircolors -b ~/.dircolors)" || eval "$(dircolors -b)" alias ls='ls --color=auto' #alias dir='dir --color=auto' #alias vdir='vdir --color=auto' alias grep='grep --color=auto' alias fgrep='fgrep --color=auto' alias egrep='egrep --color=auto' fi # some more ls aliases alias ll='ls -alF' alias la='ls -A' alias l='ls -CF' # プロンプトのカスタマイズ PS1='\[\e[1;36m\][\u@ \h \W]\$ \[\e[0m\]' # 環境変数の定義 export EDITOR="vim" export VIDEO_FORMAT="NTSC" export LC_MESSAGES="en_US.UTF-8" # fcitxの設定(ibusなどのfcitx以外の入力ソフトを使うときは、コメントアウトして無効化しておく) export GTK_IM_MODULE=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx export XMODIFIERS="@im=fcitx" #sudoのタブ補完を有効にする。 #complete -cf sudo # コマンド履歴の共有(screenで履歴を共有したい場合、HISTSIZEが大きいとレスポンスが遅れる) # 詳細はhttp://iandeth.dyndns.org/mt/ian/archives/000651.html参照。 #function share_history { # 以下の内容を関数として定義 #history -a # .bash_historyに前回コマンドを1行追記 #history -c # 端末ローカルの履歴を一旦消去 #history -r # .bash_historyから履歴を読み込み直す #} #shopt -u histappend # .bash_history追記モードは不要なのでOFFに #PROMPT_COMMAND="share_history" # 上記関数をプロンプト毎に自動実施
時計合わせの設定
時刻合わせの設定をする。ntpではなく、systemdのユニットを使う。# timedatectl set-ntp true
timesyncd.confを設定する。
# vim /etc/systemd/timesyncd.conf ... [Time] NTP=ntp1.jst.mfeed.ad.jp ntp2.jst.mfeed.ad.jp ntp3.jst.mfeed.ad.jp FallbackNTP=0.arch.pool.ntp.org 1.arch.pool.ntp.org 2.arch.pool.ntp.org 3.arch.pool.ntp.org
いちおう、timesyncdが動いているか確認しておく。
$ systemctl -l status systemd-timesyncd ● systemd-timesyncd.service - Network Time Synchronization Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/systemd-timesyncd.service; enabled; vendor preset: enabled) Active: active (running) since Wed 2015-02-11 14:05:35 JST; 1min 20s ago Docs: man:systemd-timesyncd.service(8) Main PID: 1512 (systemd-timesyn) Status: "Using Time Server 59.106.180.168:123 (0.arch.pool.ntp.org)." CGroup: /system.slice/systemd-timesyncd.service └─1512 /usr/lib/systemd/systemd-timesyncd Feb 11 14:05:35 Alpha systemd-timesyncd[1512]: Using NTP server 59.106.180.168:123 (0.arch.pool.ntp.org). Feb 11 14:05:43 Alpha systemd-timesyncd[1512]: interval/delta/delay/jitter/drift 32s/+7.960s/0.028s/0.000s/+0ppm Feb 11 14:06:15 Alpha systemd-timesyncd[1512]: interval/delta/delay/jitter/drift 64s/-0.000s/0.029s/0.000s/+0ppm
時刻合わせの詳しい説明は、Arch Linuxで時刻同期 | NTP, systemd-timesyncdに書いてある。
GUI環境のインストール
X環境のインストール
X window systemのサーバー関係のパッケージなどをまとめてインストールする。# pacman -S xorg-server xorg-server-utils xorg-xinit xorg-xclock xterm xorg-twm
ビデオドライバをインストールする前に、以下のコマンドでビデオカードを確認する。現在の環境はVGAをつけずに、CPUのVGA機能を使っている。その場合、以下のようになる。
# lspci | grep VGA 00:02.0 VGA compatible controller: Intel Corporation Xeon E3-1200 v2/3rd Gen Core processor Graphics Controller (rev 09)
Intel CPUのVGA機能を使っているのであれば、xf86-video-intelビデオドライバのインストールする。
# pacman -S xf86-video-intel
startxでXが起動するか確認する。以下のように起動できたら、Xのインストールまでは成功。
startx
twmが起動したら、twm上で作業する。
LXDE環境のインストール
lxdeパッケージをインストールする。デフォルトですべてのパッケージをインストールする。# pacman -S lxde :: There are 17 members in group lxde: ... Enter a selection (default=all):何も入力せずエンター ...
ディスプレイマネージャはデフォルトのLXDMを使う。ウィンドウマネージャもデフォルトのopenboxを使う。lxdm.confを編集して、デフォルトのセッションの設定をする。lxdeを起動したいので、session=/usr/bin/startlxdeのコメントアウトを解除する。
# vim /etc/lxdm/lxdm.conf ... ## default session or desktop used when no systemwide config session=/usr/bin/startlxde ...
自動でグラフィカルログインするように、systemdのサービスを有効にしておく。
# systemctl enable lxdm.service
ここまで設定して、再起動すればグラフィカルログインされる。ここまでで、デスクトップ環境が整う。再起動してグラフィカルログインするか確認する。
# reboot
LXDMから一般ユーザーでログインして、このようにデスクトップが表示されれば成功。軽量デスクトップ環境ということで、外観の装飾は最小限で、見た目は一昔のOSという感じ。外観は、カスタマイズすればなんとでもなるけど。ここからのコマンド操作は、端末のLXTerminal上にで行う。
packerのインストール
日本語フォントで使用するIPAexフォントは、AURに登録されているため、AURパッケージマネージャーが必要となる。AURパッケージのマネージャとして、packerをインストールしておく。(yaourtを使いたい人は、yaourtでもよい。)まず、/etc/pacman.confに以下の3行を追加する。
# vim /etc/pacman.conf ... [archlinuxfr] SigLevel = Never Server = http://repo.archlinux.fr/$arch
追加したら、以下のコマンドを実行して、pacmanのデータベースが更新する。
# pacman -Syy
データベースの更新ができたら、packerをインストールする。多少手間だが、以下の手順でインストールできる。まず、packerのビルドに必要なパッケージをインストールする。
# pacman -S wget git expac jshon
packerのパッケージをビルドするディレクトリを作成し移動する。
$ mkdir ~/packer $ cd ~/packer
ソースをAURからダウンロードして、ファイル名を変更する。
# wget https://aur.archlinux.org/cgit/aur.git/plain/PKGBUILD?h=packer $ mv PKGBUILD\?h\=packer PKGBUILD
ソースをビルドする。
$ makepkg
pacmanからインストールする。
# pacman -U packer-20150808-1-any.pkg.tar.xz
インストールに使ったファイルは不要なので、削除する。
$ cd ../ # rm -dR packer
LXDEの外観の設定
色々試してみたが、結局Lubuntuのテーマを使うことに。packerからインストールする。$ packer -S lubuntu-artwork
Preference -> Customize Look and Feelから、Widget, Icon Theme, Window BorderをLubuntuのテーマにする。パネルの背景は、パネルを右クリックして、Panel Setting -> Appearance -> Imageから変更する。ただし、パネルの背景は単色を使うことにした。デスクトップの背景はDesktop Preferenceから変更できる。
日本語環境を作った後のスナップショットになるが、見た目はこんな感じ。
GNOMEから離れようとしてLXDEを選んだのに、テーマをLubuntuにしたので結局GNOMEっぽい外観になってしまった。全体のまとまりを考えて、一番統一感があったLubuntuのテーマを選んでしまった。LXDEやopenboxのテーマはpacman, packerからインストール可能なので、色々試してみるのがいいかも。packer -Ss openbox themeとか打つとパッケージが色々出てくる。
日本語環境の設定
キーボードレイアウトの設定
/usr/share/X11/xorg.conf.d/10-evdev.confを編集して、キーボードレイアウトを設定する。Option "XkbModel"の行は使っているキーボードによって異なる。"hhk"の部分は、/usr/share/X11/xkb/rules/base.lstファイルに何を指定したらよいか書いてあるので、lessコマンドで参照する。例えば、Generic 104-key PCの場合は、pc104である。# vim /usr/share/X11/xorg.conf.d/10-evdev.conf ... Section "InputClass" Identifier "evdev keyboard catchall" MatchIsKeyboard "on" MatchDevicePath "/dev/input/event*" Driver "evdev" Option "XkbModel" "hhk" ←ここを追加 Option "XkbLayout" "jp" ←ここを追加 EndSection ...
Option "XkbOptions"でCapsキーとCtrlキーを入れ替える設定も指定できる。自分の好みのキーボードの設定にカスタマイズする。
ここで、一度システムを再起動してキーボードレイアウトの設定の変更を有効にしておく。
ロケールの変更
ロケール環境変数をja_JP.utf8に変更する。これで、システム全体の表示に日本語が使われるようになる。# vim /etc/locale.conf
ファイルにもともと書かれていたロケール環境変数をすべて削除して、以下を記入する。
LANG=ja_JP.utf8 LC_NUMERIC=ja_JP.utf8 LC_TIME=ja_JP.utf8 LC_MONETARY=ja_JP.utf8 LC_PAPER=ja_JP.utf8 LC_MEASUREMENT=ja_JP.utf8
日本語フォント、その他フォントのインストール
デフォルトのフォントだと、文字が綺麗に表示されないのでフォントを変更する。色々試して、自分の環境で必要なフォントのみを選んだ。$ packer -S otf-ipaexfont # pacman -S ttf-dejavu
mozcのインストール
日本語入力としてmozcをインストールする。最初インプットメソッドとしてibusを使うバージョンをインストールしたが、パネルのアプレットのアイコンが日本語入力モードと直接入力モードとで変化せず、現在の入力モードがわからなく使いづらかった。結局fcitxのmozcを使うことにした。# pacman -S fcitx-im fcitx-configtool fcitx-mozc
.bashrcにfcitxの設定を追加しておく。
$vim ~/.bashrc ... export GTK_IM_MODULE=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx export XMODIFIERS="@im=fcitx" ...
インストールしたら、システムを再起動する。ここまでの設定で、日本語環境がほぼ出来上がる。
好みに合わせて、fcitxの設定をする。Preference -> Fcitx ConfigurationでInput Methodを設定する。以下のように「キーボード-日本語」と「Mozc」が設定されていればよい。
日本語表示の設定
表示がうまく行っているか確認するため、とりあえず、firefoxをインストールしておく。# pacman -S firefox firefox-i18n-ja
LXDEの場合、デフォルトの設定のままでフォントが綺麗に表示された。もしデフォルトでフォントが汚く見にくいときは、ビットマップとヒンティングの無効化設定することで、小さな文字まで綺麗な表示になる。まず、/etc/fonts/conf.avail/71-no-embedded-bitmaps.confに以下の設定を記入する。
# vi /etc/fonts/conf.avail/71-no-embedded-bitmaps.conf
<?xml version="1.0"?> <!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd"> <fontconfig> <match target="font"> <edit mode="assign" name="embeddedbitmap"> <bool>false</bool> </edit> <edit mode="assign" name="hintstyle"> <const>hintnone</const> </edit> </match> </fontconfig>
設定を、システム全体に有効にするために、/etc/fonts/conf.d/71-no-embedded-bitmaps.confにシンボリックリンクを貼る。
# ln -s /etc/fonts/conf.avail/71-no-embedded-bitmaps.conf /etc/fonts/conf.d/71-no-embedded-bitmaps.conf
設定が有効になると、日本語が綺麗に表示されるようになる(ipaexフォントの例)。
オーディオの設定
LXDEのオーディオの設定はALSAが担っている。まず、LXDEのアプレットでミュートになっていないか確認する。パネルに音量コントロールを表示する。LXDEのパネルを右クリック→「パネルのアイテムの追加・削除」→「+追加」→「音量コントロール」→「+追加」で表示できる。音量コントロールを左クリックして、ミュートにチェックが入っていれば、チェックを外す。
次に、alsamixerで音のデバイスごとの設定を確認する。まず、ユーティリティをインストールする。
# pacman -S alsa-utils
alsamixerを起動する。
$ alsamixer
alsamixerが起動したら、以下のようにそれぞれのデバイスの音量、ミュート等を設定する。音量は上下キーで、ミュートのオンオフはMでできる。左右のミュートが有効の時は、「MM」と表示される。ちなみに、Auto-Muteはヘッドフォンをさした時に、ヘッドフォンを以外のデバイスをミュートにする機能らしい。自分は、Disableにしている。
音が出るかの確認をする。デバイス名をaplay -Lで確認する。
$ aplay -L null Discard all samples (playback) or generate zero samples (capture) default:CARD=PCH HDA Intel PCH, ALC892 Analog Default Audio Device sysdefault:CARD=PCH HDA Intel PCH, ALC892 Analog Default Audio Device front:CARD=PCH,DEV=0 HDA Intel PCH, ALC892 Analog Front speakers surround21:CARD=PCH,DEV=0 HDA Intel PCH, ALC892 Analog 2.1 Surround output to Front and Subwoofer speakers surround40:CARD=PCH,DEV=0 HDA Intel PCH, ALC892 Analog 4.0 Surround output to Front and Rear speakers surround41:CARD=PCH,DEV=0 HDA Intel PCH, ALC892 Analog 4.1 Surround output to Front, Rear and Subwoofer speakers surround50:CARD=PCH,DEV=0 HDA Intel PCH, ALC892 Analog 5.0 Surround output to Front, Center and Rear speakers surround51:CARD=PCH,DEV=0 HDA Intel PCH, ALC892 Analog 5.1 Surround output to Front, Center, Rear and Subwoofer speakers surround71:CARD=PCH,DEV=0 HDA Intel PCH, ALC892 Analog 7.1 Surround output to Front, Center, Side, Rear and Woofer speakers iec958:CARD=PCH,DEV=0 HDA Intel PCH, ALC892 Digital IEC958 (S/PDIF) Digital Audio Output hdmi:CARD=PCH,DEV=0 HDA Intel PCH, HDMI 0 HDMI Audio Output
それぞれのデバイスから音が出るか確認する。例えば、defaultからの音の確認は以下の通り。S/PDIFからの確認は、defaultの部分をiec958とすればよい。テストを中断するときは、Ctrl+Cでできる。
$ speaker-test -Dplug:default -c2
これで、音が出ているのに別のアプリケーションで再生した音が出ない場合は、アプリケーションに問題がある。アプリケーションの音声の設定をしたり、必要なgstreamerのプラグインをインストールしたりして解決するか試してみる。
以上で、基本的には不自由ない、日本語環境のLXDEができあがる。
参考:
[1]Beginners' Guide (日本語)
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