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2015年5月30日土曜日

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・カスタマイズ編) | 各種ソフトウェアのインストールとカスタマイズ

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

ソフトウェアのインストールとカスタマイズ
インストール関連記事にしたがって、Arch LinuxのインストールとGUI環境のインストール、日本語化ができたらソフトウェアのインストールとカスタマイズを行う。自分の好みや用途でソフトウェアを選ぶ。

Firefoxのインストール
Firefoxをインストールする。
# pacman -S firefox firefox-i18n-ja

以前使っていたFirefoxがあるなら、プロファイルを~/.mozilla/にコピーする。
$ cp -r firefox ~/.mozilla/

Flash再生のためにflashpluginをインストールする。YouTubeなどはflashpluginがなくても動画再生できるが、一部のサイトではflashpluginが必要になる。ただし、flashpluginをインストールすると、FirefoxでYouTubeを再生した時に日本語の字幕などが表示できなくなる。
# pacman -S flashplugin

FirefoxでJavaコンテンツを再生するためにjreをインストールする。
$ packer -S jre

この記事にしたがってFirefoxとJavaの設定をする。最近は、Javaを必要とするウェブページも少ないし、脆弱性の元になりやすいので、Javaが必要でなければインストールしなくてよい。


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Arch Linux インストール (デスクトップ環境・日本語化編) | X, GNOME, 日本語フォント, 日本語入力の設定

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

GUIをインストールする前の準備
Arch Linux本体のインストールができたら、GUI環境をインストールする。GNOMEはOSのインストールをまだしていない方は、Arch Linuxインストールのページの「OSインストール編」を参照してください。

ここでは、GUI環境としてGNOMEをインストールする方法を解説する。GNOMEは、多くのユーティリティソフトを含み設定ツールも完成されている。マシンパワーのないPCを使っている場合を除いて、まずはGNOMEを使ってみるといいと思う。

ユーザー設定など
OSインストールが終わったら、ブートしrootでログインする。
ホストネーム login: root
Password:

rootでログインできたら、root以外の一般ユーザーを作成しておく。"ユーザー名"は適宜変更。
# useradd -m -g users -G wheel -s /bin/bash ユーザー名

作成したユーザーのパスワードを設定する。
# passwd ユーザー名

作成したユーザーからsudoを使って管理者権限でコマンドを実行できるようにする。visudoをして、%wheel ALL=(ALL) ALLのコメントアウトを解除する。
# visudo

...
## Uncomment to allow members of group wheel to execute any command
%wheel ALL=(ALL) ALL ←先頭の#を削除する。
...



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2015年5月23日土曜日

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・日本語化編) | X, Xfce4, GUI環境

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

Xfce4を少し使ってみた感想
インストールして、少し触ってみた感想。カスタマイズとか日本語化とか試していないので、本当の使い勝手は不明。
  • GNOME 2.xと似ている。なので、GNOME 3.xが気に入らなくて、GNOME 2.xを使いたいという人にはおすすめ。
  • 設定アプリ等がしっかりしているので、LXDEより使いやすい。ミニマル度:LXDE > Xfce4 > GNOMEの順。GNOME 3.xだと、余計なものが入りすぎてるけど、LXDEだと物足りないという人はXfce4がいいと思う。
  • pulseaudioを使っていないので、pulseaudioを使いたくない人におすすめ。
  • デフォルトのファイルブラウザThunarのウィンドウ位置が固定されない。いつも中央に出てきた。設定でなんとかなるんだろうか。また、Ctrl + Fでファイル検索してもカレント以下のファイルが検索されない。Ctrl + F以外のファイル検索の仕方が不明。
  • デフォルトのxfce4-terminalは、背景を透明にできる。GNOMEとLXDEにはない利点。


GUI環境をインストールする前の準備
Arch Linux本体のインストールができたら、GUI環境をインストールする。OSのインストールをまだしていない方は、Arch Linuxインストールのページの「OSインストール編」を参照してください。


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アップデート後Fcitxで日本語入力ができなくなる

Fcitxを使っていると、突然日本語入力ができなくなったりする。基本的には、アップデート後にOSを再起動すると半角/全角キーを押してもMozc入力に切り替わらなくなるという症状。Fcitx-imを再インストールして、再起動するとMozc入力ができるようになった。修復した時のログを書いておく。

とりあえず、FcitxとMozcが動いているか確認するとどちらも問題なさそう。まず、fcitxのプロセスを確認してみる。
$ ps -fe | grep fcitx

zero     15380     1  0 22:35 ?        00:00:00 fcitx
zero     15421     1  0 22:35 ?        00:00:00 /usr/bin/dbus-daemon --fork --print-pid 4 --print-address 6 --config-file /usr/share/fcitx/dbus/daemon.conf
zero     15430     1  0 22:35 ?        00:00:00 /usr/bin/fcitx-dbus-watcher unix:abstract=/tmp/dbus-HHq9u4RFtl,guid=91a6430e421bb8ce91a40c1a555f3084 15421
zero     22024 22019  0 22:42 pts/0    00:00:00

次に、mozcのプロセスを確認してみる。
$ ps -fe | grep mozc
zero     15706 15380  0 22:35 ?        00:00:00 /usr/lib/mozc/mozc_server
zero     22026 22019  0 22:42 pts/0    00:00:00 grep mozc

fcitx-diagnoseしても、問題なさそう。


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2015年5月10日日曜日

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・日本語化編) | X, LXDE, 日本語環境, 日本語フォント, 日本語入力の設定

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

LXDEを使ってみた感想
  • 確かに軽いんだと思うけど、最近のPCの性能であればGNOMEとかでもサクサク動くので、特にメリットには感じなかった。
  • デフォルトだと外観が、安っぽい。自分で、カスタマイズしないといけない。
  • パネルのアイコンの統一感などを考えると、GNOMEのほうがきれい。GNOMEはテーマとアイコンが統一されている。
  • アプリケーションによっては、ウィンドウ位置が固定されない。LXTerminal、PCManFM(ファイルマネージャ)とうは、ウィンドウ位置が固定されない。一方で、Firefox等は、ウィンドウ位置が固定されている。個人的には、ウィンドウ位置が固定されていたほうが、使いやすいと思った。openboxの設定でどうにかなるかといじってみたが、ウィンドウ位置を固定する方法は分からず。
  • PCManFMのファイル検索が、やや面倒。Ctrl+Shift+Fで検索ウィンドウを開いて、正規表現っぽく入力しなければいけない。厳密な検索をしたい人には嬉しいと思うけど。
  • サウンドサーバで、pulseaudioを使わなくてよい。GNOMEを使わなくデスクトップ環境に移行した最大の理由。pulseaudioを使っていると、アップデートとかしているうちに、ボリュームコントロールがおかしくなったり、アプリケーションから音がでなくなったりしてめんどくさかった。LXDEはALSAしか使っていないので、このような不具合が発生しにくい。
  • LXTerminalの背景は、デフォルトでは透明にはできない。GNOME Terminalは背景が透明にできなくなったが、LXTerminalは透明にできるのではないかと期待していた。一応透明になるが、背後のウィンドウが見えるのではなく、壁紙が見えるだけなので透明になってもあまり意味がなかった。

LXDEのメリットをあまり挙げることができなかったが、LXDEをインストールしてみたい方は以下の手順でインストールしてみてください。

GUIをインストールする前の準備
Arch Linux本体のインストールができたら、GUI環境をインストールする。OSのインストールをまだしていない方は、Arch Linuxインストールのページの「OSインストール編」を参照してください。


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