packerのインストール
まず、/etc/pacman.confファイルの、最後の方に以下の3行を追加する。# vim /etc/pacman.conf ... [archlinuxfr] SigLevel = Never Server = http://repo.archlinux.fr/$arch
追加したら、以下のコマンドを実行して、pacmanのデータベースを更新する。
# pacman -Syy
データベースの更新ができたら、packerをインストールする。多少手間だが、以下の手順でインストールできる。まず、packerのビルドに必要なパッケージをインストールする。
# pacman -S wget git expac jshon
packerのパッケージをビルドするディレクトリを作成し移動する。
$ mkdir ~/packer $ cd ~/packer
ソースをAURからダウンロードして、ファイル名を変更する。
# wget https://aur.archlinux.org/cgit/aur.git/plain/PKGBUILD?h=packer $ mv PKGBUILD\?h\=packer PKGBUILD
ソースをビルドする。
$ makepkg
pacmanからインストールする。
# pacman -U packer-20150808-1-any.pkg.tar.xz
インストールに使ったファイルは不要なので、削除する。
$ cd ../ # rm -dR packer
packerでよく使うオプション
packerとyaourtのオプションで違うのが、パッケージ更新のオプション。yaourtでパッケージを更新するときは-Syuaだけど、packerの場合は-Syuでよい。packerはpacmanと同じ-Syuオプションでパッケージを更新できる。yaourtと同じように、packerも一般ユーザでコマンドを実行する。管理者権限が必要な場合は、コマンド実行中にパスワードを聞かれる。また、パッケージの削除(-R)、インストールしたパッケージへのクエリ(-Q)はpackerからできないので、pacmanで行う。以下、packerでよく使うオプションを一応あげておく。
パッケージをインストールする(-S)
-Sでパッケージのインストールができる。$ packer -S パッケージ名
PKGBUILDファイルの編集方法などは、yaourtと同じなのでyaourtの使い方のページを参考にする。
パッケージを検索する(-Ss)
-Ssで公式リポジトリとAURを両方検索してくれる。$ packer -Ss 検索単語
パッケージを更新する(-Syu)
-Syuで公式パッケージとAURパッケージを両方更新してくれる。$ packer -Syu
パッケージの情報を見る(-Si)
-Siでパッケージの情報を知ることができる。$ packer -Si パッケージ名
参考:
[1]packer Manual Page
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