はじめに
HDD追加の手順。全体の流れはこんな感じ。OSのインストールの時と同じ流れだけど、改めてまとめておく。gptでパーティショニングして、ext4でフォーマットする。- 新しいHDDをArch Linuxにつなげて起動させる
- gdiskなどでパーティショニングする
- フォーマットする
- HDDのラベルを変更
- 起動時にマウントさせるためにfstabを編集する
HDDのパーティショニング
HDDをPCにつなげてArch Linuxを起動させる。GUIDパーティションテーブル(gpt)でパーティショニングするため、gdiskをインストール。複数のパーティションに分けたいときは、First sectorとLast sectorでパーティションの大きさを調整する。ファイルのストレージディスクで使い場合は、Hex codeはLinux Linux native file systemの8300でよい。lvmを使いたい場合はパーティショニングの時点で作業が異なる。Hex codeを8eにしなければならない。
# pacman -S gdisk
gdiskでパーティショニングする。(sdXは、新たに追加したいHDDに読みかえる。)
# gdisk /dev/sdX Command (? for help): o (新しいパーティションテーブルを作る) Command (? for help): n Partition number : (デフォルトで1) First sector: (デフォルトで、2048から始まるようになっているので,何も入力せずにリターン) Last sector: (デフォルトで、ディスク全体を使う) Hex code or GUID: (デフォルトが8300) Command (? for help): w Do you want to proceed?: Y
HDDのフォーマット
パーティションができたらext4でフォーマット。# mkfs.ext4 /dev/sdX1
HDDのラベルの編集
HDDのラベルを編集することで、HDDがマウントされた時に表示されるラベル名(ファイルのファイル名のように表示される)を変えることができる。e2labelを使う。以下のコマンドで、ラベル名を、labelnameに変更できる。# e2label /dev/sdX1 labelname
fstabの編集
手動でマウントすれば、HDDが使えるようになるが、PCの起動ごとにマウントのコマンドを打つのは面倒。/etc/fstabにエントリを追加しておけば、起動時にHDDを自動でマウントしてくれる。自動でマウントされるようにする。とりあえず、はじめにUUIDを調べる。$ ls -l /dev/disk/by-uuid/
sdX1のUUID (uuid)を使って、/etc/fstabに以下を記入。あらかじめマウントしたい場所(mountpoint)にディレクトリを作っておいて、mountpointにフルパスを記入。
$ mkdir -p mountpoint
/etc/fstabを編集する。
# vim /etc/fstab ... UUID=uuid mountpoint ext4 defaults 0 2 ...
mount -aか、PCを再起動すればHDDがマウントされる。
参考:
[1]Partitioning (日本語)
[2]File Systems (日本語)
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