*2014/12/7追記
ttf-openlogos-archupdateパッケージは、2014-04-09 15:07にAURにアップロードされており、yaourtからインストール可能。yaourtからインストールしたパッケージでも問題なくうごいているので、ttf-openlogos-archupdateはABSでインストールする必要はない。ただし、http://www.tetonedge.net/code/conky/fonts/openlogos-archupdate.ttfは、まだ生きているようなので、以下の手順でもインストールできるはず。http://www.tetonedge.net/を運営しているTucker Familyに感謝。
*2014/12/7追記ここまで
ABSを使ってフォントをインストールすることで、pacmanで管理できる。
ABSを使わない場合は、~/.fonts/以下にフォントファイルを保存。
以下、ABSでインストールする方法。
ABSを使うためのabsパッケージをpacmanからインストール。
# pacman -S abs
absツリーをサーバーと同期する。absツリーをダウンロードすると、/var/abs/以下にパッケージのPKGBUILDファイルが保存される。
# abs
作業用のディレクトリを作成
$ mkdir -p $HOME/abs/ttf-openlogos-archupdate
ttf-arphic-umingのPKGBUILDをコピーして、これをもとにPKGBUILDを作成。
以下、PKGBUILDの内容。
pkgname=ttf-openlogos-archupdate
pkgver=1.0
pkgrel=1
pkgdesc='Openlogos (archupdate)'
url='http://www.tetonedge.net/code/conky/fonts/'
license=('custom')
arch=('any')
depends=('fontconfig' 'xorg-font-utils')
source=("http://www.tetonedge.net/code/conky/fonts/openlogos-archupdate.ttf")
noextract=("openlogos-archupdate.ttf")
sha1sums=('956f819e30621eabcd59d34ab1ed1acc9e7ff361')
install=install
package() {
cd "${srcdir}"
install -Dm644 openlogos-archupdate.ttf "${pkgdir}"/usr/share/fonts/TTF/openlogos-archupdate.ttf
}
ここで、sha1sumsは、sourceの行を記入した後
$ makepkg -g
を作業ディレクトリで実行することで得られる。また、sourceがtar.gz形式じゃない場合は、noextract=()でダウンロードファイルを展開しないように指定。
$srcdirと$pkgdirは作業ディレクトリのパスが入るらしい(?)
次に、作業ディレクトリにinstallファイルを作成。以下、installの内容。
post_install() {
echo -n "Updating font cache... "
fc-cache -f > /dev/null
mkfontscale /usr/share/fonts/TTF
mkfontdir /usr/share/fonts/TTF
echo "done."
}
post_upgrade() {
post_install $1
}
post_remove() {
post_install $1
}
準備完了。あとは、パッケージ化とインストール。
$ makepkg -s
$ sudo pacman -U ttf-openlogos-archupdate-1.0-1-any.pkg.tar.xz
これで、/usr/share/fonts/TTF/にopenlogos-archupdate.ttfが入る。このフォントをconkyで使うとこんな感じ。
参考:
https://wiki.archlinux.org/index.php/PKGBUILD
https://wiki.archlinux.org/index.php/Arch_Build_System